医療法人 順心会 井上病院

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リハビリ

筋力トレーニング?筋力エクササイズ?

2022.02.02

いつも井上病院をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

本日は、気になった話題とその所感です。

理学療法士・作業療法士が
患者・利用者にいわゆる筋力トレーニングを指導する機会は多いと思います。
どういった目的を込めて言葉を使っているでしょうか?

   ・筋力トレーニング
   ・筋力エクササイズ
   ・その他

口語で一般的に使うのは「筋力トレーニング(筋トレ)」が昨今は最も多いような気がします。
書物においても「筋トレ」の言葉はよく目にします。

医療業界としては、MSE(Muscle Strengthening Exercise)が使われることが多く、
直訳すると筋力増強エクササイズとなります。

エクササイズ」とは、
一般的に健康の維持・増進を目的とした運動全般を意味します。
特にこれと指定される運動はなく、幅広い運動に使用される言葉です。
また、運動だけでなくメンタル面を鍛える意味でも用いられることがあります。

トレーニング」とは、
運動によって、体の適応を効果的に引きだす意図的な行為を意味します。
体に生じる機能的および形態的変化がトレーニング効果です。

トレーニングの類語として「フィットネス」があります。
元来は体力という意味ですが、
現在では健康の維持・増進を目指して
体脂肪率の正常化・心肺機能の向上・筋力強化・筋持久力や柔軟性の向上などを行う運動

のことを表すようになりました。

しかし、大事なのは目的と結果だと考えます。
こちらの意図を如何に相手に伝えられるか。そして、結果に繋げることです。

言葉の本来の意味はとても大事です。
お互いの意味に齟齬がある場合は、誤解の原因となります。
時代が変わるともに、ニュアンスが変わることもあるので、注意が必要です。

また、日本には和製英語や造語も結構多いので、
正しい意味を知りつつも、伝わりやすい言葉を選択していきたいと考えています。

職業柄気にしているのは、ダイエット(diet)
日本では一般的に、減量の食事制限を意味することが多いです。
本来のdietは、運動と食事管理による増量や減量などの健康管理

その人ごとに合わせた言葉を使いコミュニケーションを高め、
より良い医療・介護効果へ繋げたいですね。

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